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N900が発売された当初、「電話のクセにMMSも使えねぇだとゴルァ」「電話ボタンねぇぞゴルァ」など、非電話扱いを受けて不遇なN900さん(電話)ですが、そろそろそんな問題の一つは解決しそうです。

3rd party製のMMSソフトとして、N900リリース後早い時期から開発が始まっていたfMMSが、現在最新の0.9.10(extras-devel)となっており、すでに基本的なMMS送受信の機能をほぼ備えていました。ということで某銀SIMで動作を確認してみました。

(注意) いつものとおり、自己責任でね。最近板の所為でいろいろ言われてるし。あとパケ死とかしらんよ。

fMMSの最新版の導入にはApp.mgrにextras-develリポジトリの登録が必要です。同時にfmms-sharingというパッケージも導入されます。

とりあえず、

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起動すると受信したメールの一覧が表示されます。見てもらうと分かるように、Eメールからの送受信とdocomoのimodeメールとでやりとりができています。あと一番下のはiPhoneで、これも送受信成功してますが、現行バージョンで試したものではありません。多分問題ないでしょう。

この画面でメニューをタップすると"Configuration" 画面が表示されます。

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  • Access Point: MMS用のアクセスポイント情報です。1つだけ、fMMS上で定義可能です。
  • Your phonenumber: 電話番号。ふつーに国内の番号として指定すればよいようですよ。
  • Resize image width: たぶん受信のときに画像をリサイズして受けとるかどうかかなんかじゃないでしょうか。教えてエロいひと。
  • Connection mode: MMS接続の時のお作法の違いのようです。Polite -> 他に接続がなければ接続/Rude->他に接続があったら切って接続/Havoc->他の接続を維持しながら接続 だったかな。理想的なのはHavocですね。そしてHavocに設定してます。

んで、Access Pointの"Configure"ボタンをおせば、APNの設定になります。

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まーこのへんはみなさんいろいろ何とかするでしょうw "Advanced"はIPとかの固定設定なので基本いらないです。ええ。

で、これで基本的にMMS送受信の設定はOKなはずなんですが、某銀SIMさんはUserAgentというやっかいなモノを見ています。こいつはまだGUIから設定できません。ちょっと前に設定できるようにしてほしいと作者さんにTwitterで聞いたら「次のバージョンでできるようにしとくお！」と気さくに返信くれました...が、よくわからん。とりあえず、fMMSのchangelogにはそういった記述があったんで、今設定できる方法がそれにあたるのかな？

ということで、gconftool-2コマンドを使うとUserAgentを設定できます。設定方法は下のWikiに書いてあります。コマンド1行。さがしてね。rootshはいるよねきっと。

maemo.org wiki - MMS -

https://wiki.maemo.org/MMS

あと、肝心のUAは...まぁN900持ってるような人ならいくらでもみなさん調べられますよね。にょきっと。ちなみにx-wap-profileの変更は不要みたい。

さてこれで設定はバッチリです。MMSが送受信できるのを試してみましょうね。メールの作成画面は↓これなんですが、本文をどこに書けばいいのか、一瞬迷いますが、下の方微妙に罫線が薄く引かれてますのでこれだと気づきますw

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まぁメーラーとして十分かどうかとか、まだまだUIには工夫の余地はあるんだと思いますが、個人的にはもう十分使えるんじゃないかと思ってます。

というわけで、N900はまた1歩電話に近づきました。fMMSはPR1.2でProduction Releaseということで標準搭載してもいいんではと思います。とりあえず、E90に収まっていた銀SIMさんは当分N900装着になりそうです。SMSも便利だし。やっぱN900サイコーです。